自分の土台をパソコンに置き換えて考える

パソコンが使える方であれば、OS(Operating System)=WindowsやMacは分かると思います。

WordやExcel、メールといったApplicationは、OSが無ければ動かすことができません。

まあ、OSがしょぼいと、使えないソフトがあったり、Applicationのポテンシャルを十分にはっきすることができません。

パソコンおいては、OSが土台という位置づけになります。

これを人生に置き換えるとどうなるでしょうか?

仕事、家族、売上、お金、安定はApplication

「仕事で成果を上げたい」「家族を食わせていかないといけない」「売上を上げないといけない」「お金を稼がないといけない」安定したい・・・

人生においてこれらはApplicationです。

そして多くの人たちが、これらを土台と勘違いし第一目的としてしまうことで、苦しみ壊れます。

私もそうでした。

売上を上げるために一生懸命営業をする・倒産させたくないから仕事を頑張る・家族の安定した生活のために収入を担保するための努力をする。

ここだけにフォーカスして、頑張ることも決して悪いことではありません。

一部の例外の人を除いて、長続きはしません。ボロボロになります。いえ、多くの人がボロボロになっています。

私もそうでした。

こうしてみると、パソコンと同じで人生も土台がしっかりしていない状態で、いくらApplicationを磨こうと思っても限界があります。

そしてApplicationは変転変化し、本来永続性を求めるのが難しいものであることが理解できているかが大きなポイントとなります。

それでも、多くの人が表層的なApplicationはにだけ囚われて苦しむ理由は、表層的なことは目に見えるからです。分かりやすいんです。一方、土台(OS)となる本質的な部分は見えづらく、そこを探求しようとする人はごくわずかです。そして探求しようと思っても奥が深く、時間がも掛かるし、かったるいのでやりません。

表層的なことをしっかりしていれば、とりあえず怒られません。だから表層的なことを優先的にやります。

表層的な仕事は、ロボティクスに置き換わる

今あなたがやっている表層的な仕事は、RPA,AIの台頭により、ロボティクスに取って置き換わります。

「いやいや、まだまでしょ~」

「とはいってもね~」

「ほんとかな~」

私もそう思っていました。

でも先日RPAを実際に導入して感じました。ガチの脅威だと。

だからこそ、あなたじゃないとダメなんですと言われる領域の仕事をしていかないと、ダメなんです。

そして、そのあなたじゃないとダメという領域は本質(土台・OS)にあり、表層的なところには存在しません。

あなたじゃないとダメという領域が作れる=本質(土台・OS)がしっかりする=Applicationは勝手に輝きだし、本来のポテンシャルを発揮する=売上も入ってくる、経営や生活の安定が実現できる

というわけです。

表層的(Application)なことは変化することを理解する

世の中のもので常なるものは一つもない。常に変化していく。

自分の肉体もいつか朽ち果てる、家族も最後には死別という別れが必ず訪れます。

100年企業も、継続はしていますがその中身は変転変化しています。

だからこそ、永続性を望むこと自体が無理なんです。無理なことを何とかしようとするから苦しみが生まれます。

変転変化していく、いつかは別れる・壊れるもの・・・

それを理解したからといって何もしない・努力しなくていいのではありません。

それを理解したうえで、毎日を一所懸命生きる。

ひとつひとつのことに恐ろしく力を入れて頑張る。

その地道な反復が、本質(土台・OS)を築き上げていくのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です