心理的安全性とコンフォートゾーンを履き違えない

心理的安全性とコンフォートゾーンの違いを認識しなければ良いマネジメントはできない。

コンフォートゾーンの中でしか仕事ができない人は、ハッキリいってクソだと思う。

コンフォートゾーンとはストレスのない居心地の良い環境や精神状態

先日、営業会社の営業とマーケ・コンサル会社の営業のスタイル及び文化の違いについて顧問先と議論を行った。

営業スタイルや文化の違いを「受け入れられない」「自分には合っていない」と逃げるのは、コンフォートゾーンに居座るただの楽をしたいだけの卑怯な弱者であると私は考える。

今までとは異なる、最初は違和感ややり辛さを感じる営業スタイルで先ずやってみること。これがコンフォートゾーンを外れるという、成長のための手放す行為だ。やっているうちに違和感がなくなったり、異なるスタイルや文化のいいところを自らの成長の糧にすることで成長につながる。やってみて、結果も出して「自分には合わない」というのは良いと思う。やる前からコンフォートゾーンから外れることを恐れ、言い訳を重ねる人間を私は認めない。

最近、心理的安全性をコンフォートゾーンと履き違え、社員や部下の成長を阻害している優しいだけの無能な上司や経営者もしばし目にする。心理的安全性とは「心理的安全組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態」である。ところがこの状態を作るために書かれている文献は少ない。

心理的安全性をジェットコースターで例えてみよう。ジェットコースターで命を落とすこと、怪我を負うことは限りなく低い数字である。死なない・怪我をしないとい肝の安全性が確保されている中で、激しいアップダウンの恐怖を楽しむからジェットコースターは楽しいのである。※絶叫マシン恐怖症の方除く

会社員にとっての死を例えるなら解雇であろうか。大怪我は降格や大幅な減給、処分などであろう。
まず、法(労働基準法など)をある程度読み込めば、日本で雇用契約の形で労働する以上、解雇のリスクは限りなく低い。大幅な減給も極めて難しいことは分かる。何もせずとも日本で社員で働く=心理的安全性なんてものは確保されている。
詰める上司、怒鳴る上司、恫喝する上司に慌てふためく、怒られたくないと思う、精神を病むほどのプレッシャーを感じたら心理的安全性は確保されていないのかもしれない。でもこれだって法を良く勉強したら、こんなことをする会社や上司なんていくらでも追い込めるし、むしろお金をもらえるネタでしかないことが分かる。会社に言ったけど何も変わらない、むしろ左遷されたと嘆く方もいるかもしれないが、申し訳ない。無知なだけである。
恐らく殆どの雇用契約で働く社員は法を勉強しない。だからあくどい経営者や上司に搾取される。

とはいえ、会社側がこれらのことを社員に率先して教えるのも変であろうし、教えたら教えたでアホはアホな使い方しかしない。

ここまで書いていて、最初に伝えたかったことから、だいぶ話が脱線していることに気づいた。

私はどうやっているか?

数行前に「会社側がこれらのことを社員に率先して教えるのも変であろうし」とあるが、私の場合教えていることに気づいた。
よくこんな話をしていることに気づいた

私は会社員のころ、異常なまでの強迫観念の中で仕事をしていた。だから結果を出せたのかもしれないが、何も楽しくないし辛いだけなのでうちの社員にはおすすめしない。私は少々頭がおかしかったのか会社の売上を3倍にしても、その成長のスピードが鈍化しただけで「首になるかもしれない」と怯えていた。売上を上げ続けなければ、給料が下がると勝手に思い込んでいた。

ところが、会社員でも経営幹部の立場に回ったときに、解雇がいかに難しいかを知った。日本は労働者のほうが圧倒的に強者であることを知った。当社があなたを解雇するときは、もう相当会社がが立ち行かなくなっているから、ほぼ倒産だと思ってもらっていい。仮にその状態なら会社都合退職になるから、失業保険も金額は多くはないが出る。あと傷病手当というものもあって・・・など全部話している。

だから、人としての過ちを犯さない限りはクビにはならない。給料も簡単には下げられない。会社が立ち行かなくなって解雇させて頂く場合も収入が途絶えるわけではない。だから失敗を恐れず思いっきりやりなさい。加えて私は仕事の失敗では一切叱りません。人として間違えたことをしたとき、例えば同僚をいじめたり、隠蔽しようと嘘をついたら叱ります。

ただ、楽をしようと自分の居心地の良い仕事だけをやり続けることは違います。コンフォートゾーンを外れて、どんどん違和感やいい意味でのストレス(負荷)のあることにチャレンジしていきましょう。初めてのこと、不慣れなことをやって失敗しても、成果が出せなくても評価は下がりません。むしろチャレンジしたことを評価します。そういう会社です。

ASX株式会社 代表取締役 蓼沼康之が入社する社員に伝えること

いい意味でのストレス(負荷)が重要なんだと書いていて気付いた。一方悪いストレス(意味がわからない、社長の言動が不一致であるなど)は論外でもちろんダメ。

冒頭、コンフォートゾーンを外れることから逃げている人間に対し(当社の社員ではないです)激しい憤りと違和感を感じていた理由がよくわかった。

ちなみに私はコンフォートゾーンを外れることが大好きです。コンフォートゾーンを手放すことで成長できる!

心理的安全性は大事。コンフォートゾーンは手放すもの。コンフォートゾーンを手放す、抜け出すためには心理的安全性が必要不可欠。