コロナ禍で我を出し淘汰されていく人たち
コロナ禍で我を出して淘汰されていくビジネスマンとはどんな人でしょうか?今まではなりを潜めていた我がコロナ禍で浮き彫りとなり、人に嫌われ淘汰されていく人が今後増えていきます。
突き付けられる変転変化
コロナ以前の世界と、コロナ以降の世界は大きく変わりました。
表面的にすぐ苦しくなったのは、飲食業や旅客旅館業、イベント業などですが、業種問わず一部を除いた多くの中小企業が厳しい局面を迎えることになるでしょう。
この時に経営者やリーダー的ポジションに当たる人の「我」が出るかが大きなポイントとなります。
我が出る経営者の会社や、我を出してしまうリーダーの組織は淘汰されます。
本性が出る局面なので、今までいい人だと思っていた社長や上司の本性が炙り出され、裏切られたような気持ち、残念な気持ちになります。
それでも、この人はこれが本性だったんだと受け入れるしかありません。
受け入れた上で、その組織を去るのか、居続けるのかを決めるのは、あなたです。
自分だけが助かろうとする我
この局面での我は、自分だけが助かろうとする行動や言動です。
それが垣間見えてしまったとき、残念ながらそれがその人の本性です。
そして、本性が炙り出されたことにより、嫌われます。多くの人が去っていきます。
取り返しがつかないくらいのダメージを追います。
良い本性も炙り出される
普段はぱっとしないなぁ、、、あんまりいい人じゃないなぁ、、、、と思っていた社長や上司が
この局面で、儲けよう、自分だけ助かろうと思わず、周りの人に尽くしたり、とにかく利他主義な行動や言動が出ていたら・・・それが本性です。
今まで日の目を見なかった人が日の目を見ることとなり、多くの人脈や愛情を得ることとなります。
若いころは我も必要
お坊さんみたいな生き方をしなさいといっているわけではありません。
若いころや、リーダー的な立場ではないまだ経験の浅い人、未熟なうちは 我 もあっていいです。
むしろ無いと、仕事や人生の活力(エネルギー)となりません。
年や経験を重ね、力量が付いたり、リーダー的なポジションになった時は、この我をそぎ落とことが必要となります。
ところが、多くの経営者・リーダーがこの我をそぎ落とさないままのため魅力的じゃない経営者やリーダーが多く、日本の会社員のエンゲージメントが7%に留まっている原因の一つにもなっています。
我とは何で出来ているか
「言葉」で出来ています。
なので、経営者やリーダーの想いを話してもらうことが重要です。
その表層的な言葉だけをくみ取るのではなく、言葉と行動がどれだけ一致しているかを観察してみて下さい。
利他主義な言動に対し、行動も利他主義だったら信じて良いと思います。
一方言動は利他主義でも、行動が利己主義だったら言葉よりも行動を信じ、我が前面に出ている淘汰される人と観た方が良いです。
どうか日ごろから、リーダーである経営者や上司の見る目を養って、豊かな人生に。