理解より感じる力が大切

妻の言動や行動が理解できず苦しんだり、夫婦喧嘩をうんだり・・・していませんか?少なくとも以前の私はそうでした。大切なのは理解することではなく感じることです。それを知ることで、夫婦間だけでなく職場や友人・知人など全ての人間関係が楽になります。

理解しようとしない、感じる

まず、相手の言っていること理解しようとしないことが重要です。

苦しみや怒りは、思い通りにならないことを思い通りにしようとするから生まれます。

お互いが冷静で、共通の目的を持って話をしているときに相手の言ってることを理解することは、割と容易であり思い通りになることです。

ところが、夫婦喧嘩や不満に発展するような言葉のやりとりは、少なくともどちらか一方は冷静ではなく、共通の目的が持てていない状況で発せられる言葉を理解できるはずがないのです。

相手(妻)の言っている言葉が理解できない、論理が破綻している、頭にくる。

いいえ、当然なんです。

理解しようとするから、苦しみが生まれ、苦しみが怒りや悲しみに変わるのです。

言葉の理解を放棄して、相手の感情に寄り添う。なぜ言っているのか、その言葉はどこから来ているのかという感じ取ることを優先することが重要です。

Come from

妻の言葉はどこから来ているのか=Come fromを意識することで、感じ取ることができます。

仮に夫である、あなたが非常に弁のたつ方で頭も良く、論理の破綻している妻を論破できる資質も力量もあった方だとしましょう。

夫婦喧嘩に勝つことに、どれだけの意味がありますか?

本当の勝利=あなたを満たすこととは、Win-Loseゲームではありません。

相手の感情に寄り添い、感じること、共感することです。

そして、論理が破綻している相手が言っていることからすら学ぶことです。

そして、一時の感情に身を任せて自分を攻撃してくる相手に対しても、感謝の気持ちを持つことです。

人間だれしも嫌なところの1つや2つはあるものです。

何のために家族という組織体を形成しているのか

何のために家族という組織体をパートナーと形成しているのか。

その源泉が無いと、どうしても目の前の一言や、一挙手一投足に翻弄されて、その時々の感情に身を任せるだけになります。

これでは、幸福な夫婦生活はもちろん、お子さんのいらっしゃるご家庭であれば子供を幸福にすることはできません。

うちの妻は未熟だから、感情的だからと相手のせいにしているうちは、良い関係になることは無いでしょう。

表面的・物理的にはどれだけ相手に問題があろうが、第三者にあなた(夫)は悪くない妻に問題があると言われても、何のために家族という組織体を形成しているのかを考え、自分がどう在りたいか・どう在るべきかを貫き、相手(妻)に感謝の意気持ちを持ち、尽くすことが出来たら、、、

きっと本来あなたがたどり着きたかった境地があるのだと思います。

義理でもいい

愛情が無く、義理しかないとしたら夫婦ではない。

私はそうは思いません。

今時点で夫婦間でリスペクトしあえない関係なのであれば、義理で良いと思います。

どちらか一方が、本気で義理を通せば、夫婦及び家族という組織体は幸せの形を作ることが可能です。

無償の愛と、義理を本気で通す=裏切らないこと、ここにどんな差があるでしょうか?どんな違いがあるでしょうか?

理解しなくて大丈夫です。感じ取ってくれれば十分です。

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