会社員を辞めて独立した理由
独立しようと決めたのが2020年の4月で、独立したのが2021年7月1日から。
独立して1年、無事期を終えることが出来、多くの人に支えられ恵まれた1年目であったと思う。
独立する理由は漠然としていて、当時の自分に内在することは「お金持ちになりたい、社長ともてはやされたい」といった金銭物質欲と名誉欲しかなかったと思う。
独立してからも、その欲は間違いなくあったが、独立直後は人並みに「会社経営ってこんなにお金がかかるの?」という金銭面の不安の方が大きく名誉欲どころではない時期もあった。
会社のキャッシュフローが落ち着いたのが昨年の11月。
財務面に余裕が出たことで、また名誉欲がチラリと顔をのぞかせた。
『何かやってやろう。でかいことをやってやろう。』
そんな想いとは裏腹に、神様が与えた試練。それはありえない仕事量(笑)
もう、名誉とかお金とか考える余裕もないくらい仕事をしたのが今年の1月から4月まで。
労働量という点で見たときに、会社員時代は本当に恵まれていた・・・と思うこともあった。
4月上旬から6月上旬の2ヶ月間は、自分を律する期間と決めて新規のご依頼をすべてお断りさせて頂いた。
今までご縁のあったお仕事に関する学び、精神的な学びの時間を増やし、継続しているお仕事と4月律する期間に入る前に締結した業務のみに注力した。
律する期間を終えた6月上旬以降、仕事が入ってくるのか・・・と不安が顔を覗かせた瞬間、、、またそんな余裕もないくらい今日に至るまで、ありえない仕事という名のお役目を頂けている。
今日クライアントワークをしている時にふと、降りてきた。何のために独立したのかという今の答えが。
「一般社会通念に埋没しない私の世界観を表現するため」
これができれば、名誉はいらない。
お金も・・・生活に困らず、お金に不便を感じないくらいの収入で充分かなと。
今降りてきたこの答えを目の前にすると、会社員時代の生きづらさも我がことながら腑に落ちる。たとえどんな恵まれた環境であったとしても、
この先もまたブレることはあると思う。
そんなときは何のために独立したのかという初心にかえろうと思う。