指示命令や依頼が「あいまい・抽象的」な社長や上司は必ずしもダメではない。

社長や部長からの「MISSIONの指示が、抽象的・曖昧だから困る」

というお話はよく聞きます。

私は対局のマネジメントをしてました。極めて具体的に依頼をしてきました。

そして自分は優秀なマネージャーだと思っていました。

こちらの書籍 こうして社員は、やる気を失っていく(松岡保昌著)のこちらのページを拝見し、ハッと気付かされました。

こうして社員は、やる気を失っていく(松岡保昌著)

これ俺じゃん

と。

曖昧な指示や抽象的な依頼の仕方しかできない人と対局であることは間違いありませんが、部下のやる気を下げていたという点は同じです。

何事も、ほどよくが大事であることに気付かされました。

一方で私は、会社員時代勤務先の社長や上司の極めて曖昧・抽象的な指示を自ら組み立てることで、成長の速度も早く、手に入れた創造性や可視化の能力に、独立してからめちゃくちゃ助けられました。

思い出すと、稀に具体的に指示を出されると全くやる気が起きない・・・そんな会社員でした笑

独立してからもそのマインドは変わらず、クライアントの依頼が具体的だと「それならこの業者さんがいいですよ!」と何度もブリッジングしてました。

一方で、抽象的だったり曖昧な依頼は「私にお任せ下さい。ベースやたたき台を作ります。スケジュールはこれでどうですかね?」とモチベーションが上がります。

話は逸れましたが、この気付きで私が気をつけることは、

オペレーションと道のりの指示はあまり具体的に出さない

でも、目的・背景・GOAL・何故あなたに依頼したのかは変わらず伝える

はきちんと伝える。

これで行こうと思いました。

「うちの社長はとにかく、曖昧で・・・抽象的で・・・・」

と社員さんから相談されることがあったら、今までより球体思考で視点を広げられる対話やアドバイスができそうです。

マネージメントは奥が深いですね。本当に面白い。

社員さんから「社長は抽象的なんですよ、あいまいなんですよ」と言われて傷ついている経営者の方がいらっしゃいましたら対話しましょう。

こうして社員は、やる気を失っていく リーダーのための「人が自ら動く組織心理」

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