才能はある日突然開花する
私の職業はコンサルタントです。
当初はDXコンサルタントでしたが、事業戦略・営業戦略のスキルも評価され事業戦略顧問(CSO)をお預かりすることが増えてきました。更に戦略顧問をお預かりする中で気づけば経営顧問の御役目まで頂けるようになりました。
今日は「才能はある日突然開花する」というお話をお送りしたいと思います。
上記の図の通り、努力してすぐに成果は現れず、成長を実感することもありません。
ところがある日突然、有る一定の飽和量を超えた時爆発的な成長が起こることを一度知ってしまうと、努力や頑張ること、苦難に立ち向かうことに前向きになれます。
独立1回目の爆発的成長までの道のり
私は2021年7月にコンサルタントとして独立しました。名だたる有名なコンサルティングファーム出身ではありません。そもそも前職も、不動産テックやフィンテックのニッチな分野でコンサルティング型の営業を行っていただけでコンサルティングファームではありません。
経営陣を任されていたので、経営に関するノウハウと実践は積んできましたが、他社に対して満足の行くアドバイザリーが出来るのか不安はありました。
不安が的中したのは、やはり顧問やコンサルタントの紹介会社に登録しても、うんともすんとも反応はありませんでした笑
そりゃそうです。コンサルティングファームの出身でもなければ、大手企業出身でもない。学歴も高卒。転職の経歴を見ても???という会社ばかり。
そんな私にも縁あって声をかけてくださる企業様はいて、なんとか独立1年目から、食べていくのには困りませんでした。
契約が決まったら決まったで不安はありました。果たして本当に顧客満足をコンサルタントとして与えることができるのか。不安を払拭するために選択した決断。それは「ハンズオン型」です。ハンズオン型とは、会議でアドバイスをして終わりの顧問やコンサルティングとは異なり、会社の仲間で入り込み業務を共にします。
この頃は「顧問」とか「コンサルタント」というより、ただの業務委託契約社員じゃんと自分で卑下することもありました。
深く入り込み、社員さんと定期的に1on1をしたり、新しい提案をしたり、ときに雑用と思われるようなこともやりました。
いつからか経営の深いところにまで携わることが増え、気づけば経営会議にアドバイザリーとして出席させて頂き、経営の相談を頂くようになりました。
ハンズオンで1年走り続けて、コンサルタントとして実績が出始めてからはいろんな企業から声をかけて頂けるようになり、数社の上場企業から顧問契約の打診も頂きました。大変おこがましいお話ですが打診はお断りさせて頂きました。理由はハンズオンで入っているためスケジュールがいっぱいなんです。もうコンサルタントとしてハンズオンじゃなくても大丈夫な自身はありますが、縁あって一度ジョインさせて頂いた企業を私の都合で終了させることは出来ないからです。
開花の瞬間
あ、これが爆発的成長だと感じたのが、とある企業と協業でサブで入らせて頂いている顧問契約先様とのMTGでした。資料も何も用意せず言葉だけで、お相手様の心を動かし、エンパワーメントできたことです。ハンズオンで入っている先ならそこまで珍しいことではありませんでしたが、まだリアル(対面)での面識は一度もなく、今回は初対面の部署・ご担当者様にそれが出来たことが自信のきっかけとなりました。
ほどなくして、とある企業の中期経営計画を作成させて頂き、こちらも同様に心を動かしエンパワーメントさせることが出来たことと、作成した中期経営計画書の出来栄えに自分で作ったとは思えないくらいよく出来ていました。
その翌日、とある中堅企業の新規事業のご相談で、私の経験の無い事業領域でしたが、心を動かすこととエンパワーメントを実現できました。
そして今ある行政の戦略策定のためのワークを作っていて、なんか自分で言うのはおこがましいけど、すごいワークができてるな・・・と感じ「あ!爆発的成長、才能開花の瞬間だ」と気づきました。
ある日突然才能が開花することを口伝したい
この感覚を一度知れば、努力が楽しくなり豊かな人生を送れることは間違いなさそうです。これを一人でも多くの人に伝えたい・・・と今は思っています。
報われる前に努力をやめてしまう人がほとんどです。そもそも社会人になると努力すらしない人もいますが・・・
開花するまで継続すれば絶対に花開く。
伝えたい。このことを。