受注・取引開始後トラブルになりやすい会社の見極め方
「社員同士がどんな言葉や言葉遣いをしているか」
ここに注目してみれば、トラブルになりやすい企業かそうでない企業の判別がつきます。
結論から申し上げますと、以下に該当する企業はトラブルになりやすい会社と言えますので、注意が必要です。
- 悲観的な言葉が多い
- 使用している言語形態が汚い
- 社員同士の言葉遣いが汚い
- お客様に対しての言葉遣いが汚い
言語は一番最初の判断に最も適しています。組織体と人間の成長は言語にあると言っても過言ではありません。
企業規模はあまり関係ない
大手はトラブルになりにくい。零細企業はトラブルになりやすい。
これも間違っています。
大手でも言語形態の汚い会社と取引するとトラブルになりやすいですし、零細企業や設立間もない会社でも、言葉遣いが綺麗な企業とお取引させて頂くと非常に気持ちの良い豊かなお取引をさせて頂くことができます。
規約や契約書で縛れば大丈夫?
私がこの話をすると、
「うちは法務担当がしっかりしていて、規約や免責事項も万全ですからどんな企業と取引をしてもトラブルになることはありません」
という人がいます。
本当でしょうか?
企業間取引であっても、取り引きの矢面に立っているのは言うまでも無く人です。
その人同士が取引開始後に「規約」「契約書」に触れるような議論に発展した時点で『トラブル以外の何物でもありません』
最終的に裁判沙汰になった時、規約や免責事項は表層的な防御策としては効果的だと思いますが、良いお取引をするという観点で見ると、実はあまり関係ないというのがホンネです。
綺麗な言葉遣いや所作をしている取引先を大事にしましょう。
例え小さい会社でも、綺麗な言葉遣いや所作をしている取引先は大切にした方が良いです。
また、ご契約をいただく前でしたら、必死に想いを伝えてお取引できるよう努力した方が良いです。
なぜなら、綺麗な言葉遣いや所作をしている会社は将来伸びる可能性が高いです。
今のお取引金額は微々たるものだったとしても、目先の金額だけに捉われずお尽くした方が良いです。
他の取引先がそんなに相手にしない分、小さいうちから目を掛けてくれたということで、将来その会社が大きくなったときに声を掛けてくる同業他社さんとは一線を画すことができます。
こういうお取引を積み重ねることで、企業の安定・安寧の発展に繋がります。