坂本勇人選手への誹謗中傷から学ぶ、不当な評価の捉え方

ジャイアンツの坂本勇人選手といえば、若くして2000本安打を達成した歴史的な名選手の一人です。

その坂本選手が2023年のシーズンは開幕から22打席ノーヒットと苦しみました。

ネットのコメントなどには「スタメンを外せ」や過去のスキャンダルなどを引き合いにだからダメなんだや、もう限界など言いたい放題が目に付きました。

坂本勇人選手のここまでの実績を営業マンで例えると、15年間とんでもない売上をあげてきたようなもんです。

仮にあなたが15年間社内で圧倒的な実績を出してきて、16年目が始まった時最初の2週間たまたま実績が出なかったときに、周りから「◯◯さんもう限界、部長は下ろすべき」などと言われたらどんな気持ちになりますか?

坂本選手に燦々たるコメントをぶつけている人は、ご自身が10年以上貢献してきた会社から、突然「2週間あんまり結果出てないからあんたダメだね辞める?」と問いかけられても文句を言わない人なんでしょうか。

2000本安打を打ってるような人でもちょっと成果が出せなくなった瞬間、三行半を突きつける人が結構いることから学べたこと

私はコンサルタントをしています。独立してもうまもなく2年になりますが、実はまだご契約頂いているクライアントから解約が1社もありません。※年契約で縛らず、単月契約でやめたくなったらいつでもどうぞという契約書にしています。それでも時々「契約を打ち切られるかも」と不安をよぎるときはありますしたが、

『坂本勇人選手だって、2週間結果が出なかったら叩かれるんだから、自分みたいなどこのものとも分からない無名な人間が正当に評価されなかったり、今この瞬間成果結果を出してなければ、必要とされないのも当たり前だよな』と思えた瞬間、すーっと楽になっていく、抜けていく感覚を受けました。

私は今後、不当に契約を打ち切られたり・不当な評価に直面することがあっても「なんとも思わない」でしょう。「そりゃそうだよなふふふん」と捉えられるかと。
むしろ、無名でどこのものともわからないような、私と契約してくれる企業様がいらっしゃることが本当にありえないことの連続で、有ることが難しい=有り難いんだなと思えるようになりました。

同業のコンサルタントのSNSなどを見ていると「圧倒的に貢献している会社から突然打ち切り」「ノウハウのいいとこ取りだけされて最低期間で打ち切り」などという発信を目にします。
会社員が「あんなに頑張ったのに全然給与や賞与が納得いかない」「今まで長い期間すごい実績を出してきたのに、接待でキャバクラにいって経費申請したら怒られてやる気なくした」「嫉妬や妬みから出る杭をうたれたり、火のないところに煙を立てたらるような陥れ行為を受ける」など
ご自身は不当と思われる事実や評価に直面したときに「そんなもんだ」「そりゃそうだよな」「そんなこともある」と捉えられる。むしろ時折頂ける正当な評価を当たり前ではなく、有ることが難しい=有り難しと捉えられるようになれば、生き辛さは減り豊かな人生になるのではないかと思います。