解雇や仕事が無くなる恐怖との向き合い方
私は会社員時代、長年ブラック企業に勤めた影響か
「常にクビを切られるんじゃないか」という恐怖感を抱くようになりました。
ちょっとしたミス、ちょっと売上が下がるだけで
「解雇される、減給される、降格させられる」
という恐怖感がほぼ常にありました。
解雇が濃厚に見えるから、仕事に強く向き合い圧倒的な結果を出すことができるようになりました。
33歳の時の初めてホワイト企業に入社できました。
それでも長年染みついた「解雇への恐怖」の後遺症か、ちょっとしたミスやちょっと売上の数字が悪いだけでも、恐怖に襲われる毎日でした。
今日はそんな私が「解雇や自分の仕事がなくなるのではないか?」という恐怖を脱することができ、幸せに仕事ができるようになった、仕事や人生の向き合い方についてシェアしたいと思います。。
RPAの反対派の勢力で社員の心の機微に気付く
RPAの導入をするときに、あまり良くない顔をする社員がいました。
聞いてみると
「私の仕事が無くなったら、私は解雇されてしまうのではないですか?」と
私はこの時、自分が解雇の恐怖に悩まされていたのに、どうして社員の心の機微に気付いてあげられなかったのだろうと深く反省しました。
もう一度会社の方向性を話、RPAであなたの作業が無くなってもあなたにやってもらいたいことはある。例えば・・・と具体的なミッションをいくつも伝えました。
そして、私自身も会社勤めをしていた頃は、解雇との恐怖におびえていたことを伝えました。
解雇されるのは悪いことではない
まず、解雇されるのは、あなたにとって悪いことではありません。
それがたとえ不当解雇だったとしてもです。
僕がこの世界観を手に入れるのには、トレーニングを積んで半年間かかりました。
例えば僕が勤めていたことのあるブラック企業では、社長の機嫌ひとつで突然クビになる首切りが横行していました。
「〇〇くん(管理職の名前)彼クビにして」
この一言で終わりです。ユニオンが来たこともありました笑
この時、僕や周りの社員が見ていた世界観は
- 解雇されたくない
- 解雇される人は能力が無い
- 解雇されたら家族をどうやって養っていこう
- 奥さんになんて報告すればいいんだ
- 解雇されたらカッコ悪い
- 解雇されたら次職見つかるかなぁ
- 次はオレかも・・・
あたかも、解雇が悪いことという世界観でしか見れていないので苦しみました。
「解雇されて良かった・・・こんな会社」
と観ればいいのです。
- (年齢の若い人だったら)歳を重ねて再就職が難しくなる前で良かった
- こんなひどい会社と縁が切れて良かった
この先はトレーニングを積んだ人じゃないと、絶対に分かり合えない世界観だと思うので、多くは語りませんが
「収入が無くなることへの恐怖」
この恐怖を無くすことは可能ですし、私は無くしました(この記事はまた別のブログで書ければと思います)
少なくとも、解雇はあなたを否定している行為ではない。ことをご認識頂ければ幸いです。
だからといって、経営者や管理監督責任者はむやみやたらに解雇していいのか?それは絶対にダメですし、そんな会社絶対に淘汰されます。
満たされた心で仕事をするとより良い結果を生む
満たされた心で仕事をすると、満たされた結果が作れて
委縮した心で仕事をすると、委縮した結果しかでません。
つまり、解雇の恐怖におびえていたら、守りの委縮したような提案や結果しかできないのです。
一方、満たされた心 解雇なんて怖くない 解雇されても良かった くらいの気持ちでやると満たされた提案、満たされた結果を得ることができ、結局好循環が生まれます。
未だに恐怖政治をしている企業はまだあります。
古いです。
目先の売上や、短期的な売り上げは作れるかもしれません。
それでも恐怖政治では、長期的にビッグマネーを得ることは絶対にありません。
また、お金以外に 満足感 やりがい 充実感 人生の幸福度 これらは従業員も経営者も管理監督責任者も得られません。
人の感情の機微に寄り添い、満たされてあ心を作るために、心の在り方やリーダーは真のリーダーシップを研鑽していく必要があります。